宇宙をぶらぶら漂流中

時松功平です

魂、我が魂よ

見失わないように、整理しなければ。

作家養成講座に通い始めた。住処も仕事もまだ落ち着いていないが、すでに賽の第一投は転がり、勝負は始まった。

限られた講義の内容をモノにし、出された課題に向き合うことこそ、何よりも重視するべきことである。

妥協なく、面白い作品を書けるかどうか。

それに必要な技術を手にできるかどうか。

魂、我が魂よ。お前が本当に目指すところはどこなのか。

必要なものはなんだ?

おれは、おれは、本当に書きたいのか?

世を厭っているのは間違いない。

それは、この世が思う通りにいかないからだ。

自分で期待しているほど他者が自分を褒めてはくれないことから、

現実での自信をすっかり失くしてしまっているのだ。

ならばこそ作品を発表しなければ。

自我をそのはらわたに至るまで余さず周囲にぶちまけるなら、芸術こそもってこいだ。

疎まれてもいい、糾弾を受けてもいい。笑われてもいい。無視や、無思考的で場当たり的な称賛でさえなければ。

現世の混沌を共に生きるあなたたちよ、おれはきっと、あなたたちが他に見たこともないような爆発を果たしてみせる。

その時は、しっかりと僕のクソの味や、それに混じる、消化しきれなかった大作家たちの滓を堪能してくれ。