宇宙をぶらぶら漂流中

時松功平です

愚にもつかない話

季節が変わるたびに風邪を引いている。

煙草のせいなのか、偏った食生活のせいなのか。最近疲れてんなぁと気づいた頃には喉が痛くなって鼻が詰まる挙句、咳が出始めるともう止まらない。

就業に際する健康診断や歯医者に2度行ったことを除けば、高校を卒業して以来7年くらい病院に行ったことがないものの、体は結構壊している。

 

僕は普段から自分の死を意識することはあまりない。ないからこそ何かの拍子に死について考えざるを得ないとき、全身にぶわっと虫酸が走る。

ずいぶん前に寄稿したエッセイでもそんなことを書き出しにした。

動く心臓を映像で見たとき、夜眠る前に自分の心音が脈打って聞こえてくるとき、家族の将来を思うとき、凄惨な事故現場の横を通り過ぎるとき、とても高い不安定な場所に立っているとき、向こうから電車が迫ってくるとき、僕の乗るバイクの横を巨大なトラックが追い抜いて行くとき、カップラーメンばかり食っているとき、鼻づまりがあまりに酷くて口からでしか呼吸ができないとき、酒を飲みすぎて深刻な動悸と頭痛によって前後不覚な状態に陥るとき、網戸に留まった羽虫を指でゆっくり潰したとき、発がん性物質の黒い粉が舞う室内で仕事をしているとき、鉄工所工員だった時代に全身防護服姿でフッ酸の巡るパイプを洗浄していたときなんかがそうだ。

はっきり言えば、僕は死を恐れている。

何故だろうか。どうして生に執着するのだろうか。

やりたいことは沢山あるし行きたいところも1つや2つどころではないし会いたい人もいる。もったいぶって内に秘めたままの企てが尽きずにまだ残っている。

まだまだこの世への執念や楽しみがあるのだと思う。

 

しかしだからといって摂生して大切に丁寧に健康的には生きていない。明日も朝からバイトがあるというのに2時現在、こうして愚にもつかぬブログを書いている。

攻守のバランスがいまいちわからない。

要するにバカなのである。

合理的に物事を考え、実行することができない。しばらく煙草も吸わないつもりが買ってしまった。

なんともまぁ、なんとも言えんのである。

ええっと、何が言いたいかといえば、

風邪を引いているがまぁ生きている。