宇宙をぶらぶら漂流中

時松功平です

心血

心血が止めどなく流れ出し、私の中身はすっからかん。

やがて貧血状態の五感に孤独がすっと取り憑いた。脳味噌にねとねとしたコールタールを塗り込まれたようになる。

浅い。掘り込みようが浅い。どうしようもない。

作り続けた先に何がある?猫に生きる意味を聞いてみようか。

飼いにくくなるからと人間の手で睾丸を摘出され、逃げないよう部屋に閉じ込められ、一日中寝ているか食い物を探すか窓の外の川辺を眺める他に何もない、この哀れな猫に聞いてみようか。生きている意味を。

きっとこう答えるだろう。にゃーん

私も猫のような考えを持つべきだろうか。

にゃーん

にゃーん

にゃーん

 

にゃうっ?