面倒なことを山積させている。
今夜一気にやっちまおう、今夜中に終わったら明日は一日中ふざけていよう、なんてことを考えていた。
バカだった。つい先日ぼくは『風の便り』に感銘を受けたと書いたばかりだというのに。
「これを一つ書いたら、当分威張って怠けていいなんてふざけている」をそのまま実行している。
ぼくは馬鹿だ。たゆまず進む才能がない。
ああ、歩むように。歩むようにだ。眠くなるまでそろそろ書いて、起きたらまたそろそろやる。たったこれだけのことなのだが、、
夜になったらやるだろう。家に誰もいなくなったらやるだろう。飯を食ってひと眠りしたら最高の集中力でこなすだろう。
ぼくは馬鹿だ。やりゃしない。
己が馬鹿であることを知れただけでも御の字だ。
もう二時だ。