宇宙をぶらぶら漂流中

時松功平です

今後の活動

僕はアルバータ州キャンモアのモーテルでハウスキーパーの仕事をしながら、レストランでも週2日働いています。

長い日には朝9時から夜11時過ぎまで働いている日もあり、誰からも疲れてるよねと言われます。なんとか姉に金を返しつつ暮らしを立てないといけないので僕も必死なのですが、本当にやりたいことは何かと自らに問いを立てると、それはもちろん創作なのです。ですから、そろそろレストランの職を辞さなければなりません。これまで何回も繰り返してきた過ちをもし今回も繰り返すとすれば、それは仕事を辞めて余った時間を無駄にしてしまうことです。ですから、僕は改めてここに、今後の創作予定をざっくりとでも示しておきたいと思うのです。不言実行とはいうものの、僕の知る限り作家というものは一つの作品を完成させる前にあらゆる知人へ手前勝手な手紙を送りつけたり夜中に電話をかけたりして、自分の熱意を再確認しなければならないという性質があるようなのです。ブログというものはその迷惑行為を避けつつ目的を叶えることのできる、実に現代的で孤独な道具なのです。いいのやらわるいのやら、よくよく考えてみるべし。

さて、僕はいま演劇の台本を書いているところです。と言っても、その実ウエハース菓子よりすかすかで、吹けばひゅっと風が通り抜けてしまう程度の中身しかない状態なのですが、これにぎっしりとチョコレートを流し込んで固めるには、大変な労力が必要です。カートヴォネガットが言うところの自転車用の空気入れで飛行船を膨らませるほどの根気が僕にあるのかどうかが試されます。焦らずに書き続ける必要があります。ですが、上演時期が案外近くなりそうなのです。もともとは僕がワーキングホリデーの期間を終え、日本に帰国してから座組みをして稽古を始めるつもりでしたが、僕が稽古に立ち会わなくても作品をきちんと上演できるかどうか、ひとつやってみようということになりました。ですから、いま僕が書いている作品を急ピッチで仕上げてしまうのか、それとも違う作品を今から書き始めるのか、思案のしどころです。どちらにせよ僕にとってかなり久々の作品公開になるのですから、しっかりと自分らしさのあるものにしなければなりません。よくよく考えてみるべし。

僕の働いているモーテルには、僕と同じ仕事をしているカナダ人の兄弟がいます。どちらもアニメや漫画やゲームが好きで、以前伊藤潤二にハマっていると熱く語ってくれました。ある日、彼らが仕事の後、晴れた野原のベンチに座りマリファナを吸いながら絵を描いており、僕が通りがかりに挨拶をすると、彼らはスケッチノートやipadに描かれた絵を僕に見せてくれたのです。その絵柄は昔のSF小説の挿絵や表紙を彷彿とさせるものだったので、ぜひ彼らに挿絵を描いてもらいたいと思うようになりました。ですから、いま僕はSF小説も書きたくてたまらないのです。

うううむ、やるぞ。